レズの良さはあまりよくは分からないけれど

レズというアダルトビデオのジャンルがあるらしいのですが、私は見たことがありません。アダルトビデオのあらゆるジャンルがそうであるように、そのジャンルが好きということになると、とことん好きというのは分からなくはありませんが、レズについては、私はそれなりに思い入れがあるものの、実際に交わっている姿を見るのは、そんなに好きではないということでしょうか。

これに関連して思い出されるのが、ユリイカで去年「百合文化の現在」という特集が組まれていたことです。現代思想で「社会学の行方」という特集も同じころ組まれていたのですが、それはルーマン派が集合しているものの、ルーマン派の泰斗が「私のようにルーマンに寄り添う研究手法は生産性がもはやないのかもしれない」などと言い放つ始末で、東京大学のある准教授は「これでは社会学の行方不明である。行為遂行的に行方の文字は消えてしまったのであろう」などと皮肉を述べていました。

これに比べて「百合文化の現在」はまさに現在までの百合作品を論じている見事な論集に仕上がっていたようです。「少女革命ウテナ」や「青い花」と言った作品が中心に論じられていたそうです。「青い花」について言えば、私は序盤しか知らないのですが、メガネの女の子がちびの女の子を落とそうとするという、分かりやすいと言えばわかりやすい展開になるようです。「放浪息子」は最後まで読んでみたのですが、すごく良かったので、これを読んでいる皆さんも、読んでみてはいかがでしょうか。

百合とレズの違いはいったい何かと言われても、よく分からないのですが、ユリと言った方が、どちらかと言えばさわやかな感じはするものの、結局レズではないかという感じがしなくはありません。百合作品は、やおいものという恐ろしく人気のあるジャンルに比べれば、そこまで大して人気もないようにも思われますが、それでもこういう特集が組まれるくらいには人気があるのでしょう。

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

メニュー

このページの先頭へ